Saturday, December 17, 2016

音楽を聴きながら瞑想するのは邪道?

音楽を聴きながら瞑想をするのは邪道だろうか? 僕はそれも良いと思う。
決してフォーマルな方法ではないけれど。

年末だ。今日僕は、iPhoneの曲をblue tootlhでプレイヤーに飛ばして、クリスマスソングを聴きながら瞑想をした。
これがすごく良かった。新しい発見をした気分だ。

瞑想というのは、言ってみれば「自分の心と付き合う方法」だ。
セオリーはあるけれど、決まったやり方は存在しない。
ならば、そこに音楽が介在していたって何の問題ない。

音楽が関与すれば、心の働きももいつもとは違ったものになるだろう。
ひとつの曲から連想するイメージや、浮かび上がる感情を観察してみることになるかもしれない。

これは僕にとっては、初めての経験だ。

今日は呼吸に集中したり、何も努力をしたありしない。
自由に心を遊ばせて、そしてその働きを観察してみる。

いざ試していると、音楽と一緒に心地良い感覚にひたりながら、僕は自分の存在について内省していた。
いつの間にか、自分が宇宙の中に生きている一員であること、僕が大事に思う人や、知っている人、知らない人が、時を同じくして生きていることに思いを馳せていた。
はるか祖先から脈々と受け継がれてきた遺伝子のおかげで、地球が始まった時から受け継がれてきた歴史のおかげで、いま地球上に自分というものが存在する。
自然とそういう気持ちが沸き起こってきた。とても神聖な気持ちだった。

普通に過ごしていても、1年に1回ぐらいはこんな気持ちになることがあるけれど、瞑想はさらにその感覚を広げてくれた。
そして、たとえ瞑想をしている時はひとりきりでも、生命はひとりきりではないということを感じた。

僕は音楽が大好きだ。
大好きなものと一緒にやる瞑想は、楽しいものになる。


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