Monday, February 20, 2017

雑念は捨てるな!

瞑想で、雑念は捨てなくても良い。
(正確には「雑念を捨てない」やり方も存在する)

何をするか。
ただ座るだけだ。そして、心がおもむくままに任せておく。
本当に、なにも努力しなくて良い。

すると、何もしていないはずなのに、時間が経つと、いつの間にか心が落ち着いてゆくのが分かる。

たとえば仕事のことで頭がいっぱいなら、そのままで放置しておく。
仕事のことは頭の中をぐるぐると、20分も30分も回り続けるかもしれない。
だけど、そのままにする。
むしろ、雑念が回ることを歓迎する。
なぜならこれは「心を整理するために必要なプロセス」だからだ。

マインドフルネスの瞑想では「心の働きを観察すること」が重要視される。
だが、それさえしなくても良い。
なぜなら、観察には努力が必要だ。そして、努力にはエネルギーが必要だ。
だが、そもそもエネルギーが無い時にはどうすれば良いのだろう?
答えは、エネルギーを全く使わないやり方をすれば良い。

努力をまったくしない瞑想。
例えば「睡眠中には自然と記憶が整理される」と言われるように、この瞑想では、自然に心が整理されてゆく。
「雑念が回りきるまで回った時」に、心の平穏が訪れる感じだ。

マインドフルネスの本「サーチ・イン・サイドユアセルフ」では、この「ただ座るだけ」という手法は、瞑想の「一番簡単なやり方」として紹介されている。
だが「難易度の低さ」と「効果の低さ」は必ずしも比例しない。
むしろこれは、極めて役立つ手法だと僕は考えている。

心が落ち着くまでに時間はかかるけれど、とても持続性が高い。
ほとんど自動的に、いつの間にか良い気分になることが出来る。そして、集中力を取り戻すことが出来る。

なので特に集中力が落ちているときにはオススメだ。


たとえば運動でも「ごく軽いランニング」が、一番気分を良くしてくれる場合がある。
同じように瞑想でも、一番努力しないやり方が、一番効果的という場合があるのだ。


なので僕は、雑念を捨てないことが、とても気に入っている。

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